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大型車の脱輪事故❗を考えてみる
2022/07/12(火)
こんにちは事務員のTです👩🏻
先日、BSR7月号から大型車の現状を書いた際に、大型車の脱輪事故が近年増加してるとありました。そこでちょっとこの事案に関して調べてみました。
この10年で激増し12倍にまで増えているようです。これはただ事ではないですよね❗
なぜこまで増えているのか?ただ、脱落しているのはホイールの脱落も含まれています。近年でも、大きな事故につながった中央道の脱輪事故などが記憶に新しいところであります。
色々みてみると、脱落は左側後輪が95%と圧倒的な多さのようです。
第一に、トラックのホイールナットは右側は正ネジ、左側は逆ネジを使ってました。これはホイールの回転によってナットが緩まないようにするためだったのです。ところが2010年にはトラックの輸出のためにナットが国際規格に変更され右側も左側も正ネジになったのです。
そして、日本では左側通行のため左折する際は小回りになり左後輪のタイヤに負荷がかかります。また、逆に右折の際には大回りでスピードが増すため遠心力によって左後輪に負荷がかかり、結果として左後輪にかなりの負担が生じ、ナットも緩む方向に力がかかり脱落の一因ではないかと推察されているようです。
第二に、脱落の時期は一年を通して圧倒的に11月から3月くらいの4ヶ月間が多いようです。これは冬タイヤとの交換で生じるナットの緩みが考えられます。特にタイヤ交換をおこなった後の1ヶ月に脱落することが多いことからも、ナットの初期なじみが原因ではないかと推察されます。
このようなことからも、大型車を扱う方は日頃の点検が重要ですね。
ただ、これは大型車に限ったことではないので、車を運転するものとして常々頭に入れておきたいことだと思います。
なんだかとても固い話になってしまいましたが・・・😅気になったので書いてみました。参考にしていただければと思います。
今日も1日お疲れさまでした😊
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