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BSR6月号より NO.3
2022/06/03(金)
こんにちは事務員のTです👩🏻
さて、3回目の今日は修理方法についてです。
樹脂部品の損傷の修理方法は様々で、傷が浅い、また、力のかからない場所ならば樹脂部品用パテで埋めたり、エポキシ・ウレタン接着剤を使うなどして補修されてきました。
他には、ステンレス製のピンに電気を通して加熱しつなぎ合わせたり、強度の欲しい場所にはパネル裏に補強用メッシュシートをあてて接着させる方法もあります。
傷の度合いやこれから傷が成長してしまわないかなどの見極めに応じて修理方法をかえると良いですね。
樹脂部品の中でも、バンパーやヘッドランプブラケットのタブは事故の際の衝撃をこのタブ部に集中し損傷しやすいことから、上記のような方法では修理で十分な強度が得られないといった理由で、多くは交換されてきました。
そこで近年注目されけきているのが、窒素プラスチック溶接機や窒素ガスシールド樹脂溶接機である。樹脂は溶接すると酸化してしまい時間の経過によって溶接部が加水分解してしまうのだそうです。
そこで窒素を注入することで酸化を防ぎ強度を保った補修が可能になったのです。
しかし、現実問題、まだまだ一般にはメジャーな溶接機ではないのが残念です。
3回に渡って書いてきましたが
収益を上げにくい時だからこそ、樹脂パーツ補修で収益をあげる事も考えてみる価値はあるのではないでしょうか?
それでは、今日も一日お疲れさまでした。
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