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BSR3月号より「エイミングの工賃見積もり」
2022/03/10(木)
こんにちは事務員のTです👩🏻
最近、昼間は上着なしで配達に出かけられるくらいの陽気になってきました☀春はすぐそこまでやってきたといった感じですね🌷
さて、本日の本題
「エイミングの工賃見積もり」なのですが・・・
特定整備認証制度から2年。新型コロナウィルスの影響もあり講習会などの開催の延期が重なり、2020年9月末時点では電子制御装置整備に関わる認証取得数はわずか1,704件でした。ところが、2021年7月末には15,721件、12月末には29,738件と確実に取得工場が増えてきてます。
これは、昨年10月からの新点検基準の影響も一因ではあるが、他にも、世の中の企業コンプライアンスが問われ始めている事も考えられます。
実情、電子制御装置整備の対象車種も増加していて、今年1月時点で国産乗用車8メーカーにおける対象車種は107車種!これからエイミング作業を必要とする車種はますます増える事でしょう。
ではどのようにしてエイミングの作業見積もりをだすのか?
昨年10月に自研センターから「運転支援システム再設定・調整指数」を発表した。ただ、指数が設定された車種は限定的であるものの、着々と指数設定される車両は増えてきている。こまめにチェックし参考にすると良いのではないかと思います。
とは言え、これは参考にすぎず、現実問題としてエイミング作業の工賃試算に対してこれまで明確なルールが有ったわけではないことからも試算に幅が出てしまいます。
エイミング作業はカーメーカーや車両によって方法が違うこと、設定によって作業時間に隔たりが出てしまうこと、静的エイミング、動的エイミング、静的+動的エイミングのいずれかによっても作業手順に大きな違いがあることなどから工賃試算におおきな幅が出来てしまいます。
こうしたことから、今回のBSRには各関連団体の情報提供や研修、教育DVDなどの記事(これは入会という前提で受けられるものですが・・・)やディーラー、エイミング専門業者の取り組みなどが載っていました。
どの整備工場においても悩ましい事ではあるので、参考にしていただければと思います。
今日も一日お疲れさまでした。
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