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BSR11月号から 3
2021/10/28(木)
こんにちは事務員のTです😀
昨日に続きBSR11号からです。
近年、車の電動化に伴い車両の軽量化が止めどなく続いおり、それに併せて高張力鋼板、アルミ素材の採用が拡大しています。
鈑金塗装部門においては、現状問題点としてあがってきてはいないものの、今後、新素材での修理塗装において設備投資や技術向上の点で問題となってくるであろうと推察されます。
それに対しメーカー側では、これまでの工具や機器での修理が可能な方法を考える必要性や、仮に新たな修理方法を採用するならば、なぜその修理が必要なのか、現場に周知してもらう事も必須となると考えてるようです。
また、どのメーカーさんでも言われているのが、新たな修理方法などに対して、現状、集合対面研修が難しいため動画提供などで対応してるようです。
最後に内製工場における水性化について
現状、思うようには進んでいないようです。水性塗料導入で先行しているトヨタでも100%水性化している販売会社が45%、溶剤系との併用している会社が20%、残りの35%は溶剤系のみです。
ホンダではメーカーとしては水性塗料導入は推進してないのが現状のようです。
作業効率の面で時間がかかる、また、切り替え後のフォローも大切のようです。
水性塗料の特性にかんしてはまた別の機会にお話したいと思います。
3回に渡って色々と書いてきましたが、どのメーカーさんも内製化率を高めるというよりは、内製工場の様々なフォローをしつつ、協力工場との連携をとり、お客様に迅速な対応ができる体制を構築しているようでした。
時代が進むにつれ車社会も変化をしてきました。メーカーでも苦労や展望のみえる記事で読み応えありました。
今日も一日お疲れさまでした。
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